2011.11.10

Movies

Groundhog Day 邦題:恋はデジャ・ブ

毎朝6時から同じ一日が始まってしまうタイム・ラビリンスに陥った一人の男の悲劇と恋の行方を描いたコメディ。801本目の映画投稿です。

テレビ局の天気予報キャスター、フィル(ビル・マーレイ)は、プロデューサーのリタ(アンディ・マクドウェル)、カメラマンのラリー(クリス・エリオット)と共に田舎町パンクスタウニーに取材にやってきます。

Groundhogday.jpg

 

2月2日に冬眠から目覚めたモグラのウッドチャックが春の到来日を占う行事が、今年もこの小さな町で行われていたのでした。

 

 

聖燭節の朝、午前6時に目覚めた気乗りのしないフィルは、そっけない態度で取材を済ませ町を後にしますが、急に吹雪に襲われ立ち往生、電話も不通となってしまいます。

やむなく町に引き返し、もう一泊して翌朝再び6時に目覚めると、フィル以外はすべて昨日のまま、昨日が再び繰り返し始めます。

それからと言うもの、どんなに異なる一日を過ごしても、目覚めるとまた同じ2月2日が始まるのでした。タイム・ラビリンス状態を最初は楽しんでいたフィルでしたが、遂に嫌気が差しさまざまな方法で自殺を試みますが、結果は同じ。翌朝にはまた、新しい2月2日が始まります。

そこで彼は、これまでの高慢な態度を改め、回りの人たちに対して誠実に生きるように心がけます。

ゴーストバスターズのビル・マーレイとハロルド・ライミスが送るロマンティック・コメディ。ただし、主人公フィルの言動はかなりきわどくて、ビル・マーレイじゃないと笑うに笑えない作品になったかもです。

展開上、同じシーン、同じ会話が幾度なく繰り返され、そこから逃れようともがく主人公がとった行動は、「幸福とは他人の幸福によって得られる」と言った宗教的哲学的教訓として観ることもできます。

ハロルド・ライミス監督も、医者の役でチョイ出してます。

原題のグラウンドホッグデーは、劇中のグラウンドホッグによる占いの行事のこと。たしかにそういう風にも取れますが、またまた「ちょっとどう?」の邦題ではあります。

出演:ビル・マーレイ,アンディ・マクドウェル,クリス・エリオット,スティーブン・トボロウスキー,ブライアン・ドイル・マレー

監督:ハロルド・ライミス 1993年

BOSS的には・・・★★★☆☆

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