BOSS's Column

森林火災が住宅地を襲うという災害パニック映画のオーストラリア版TVM作品。809本目の映画投稿です。

半年以上も雨が降らないシドニーでは、水をめぐって犯罪が発生するほどになっていました。

クリスマスイブの前日、国立公園内で落雷から火災が発生し、乾燥と折からの強風で火は瞬く間に広がり、シドニー郊外の住宅地に迫ってきました。

消防士たちは懸命の消火活動を行いますが、水不足のため猛火を抑えられず、団員たちのなかにも被害が出始めます。

パニック映画というとB級作品が多いのですが、本作はB級と言うよりはTVM作品ながらも、火災の迫力をTV映像を通して見せたりの工夫がされていて、なかなか緊迫感があります。

ただパニック度をあげるためか、関係ない事故が起こったり、背景にある水不足の原因となった政治的問題が妙に込み入っててわかりにくかったりと、妙にリアリティを追求しすぎてB級らしさを出してしまいました。

そんなこんなで、あまり多くを語ることもできない作品です。パニックファンの方に。オーストラリア訛りの英語が懐かしい方に。

出演：キャメロン・ダッド,レイチェル・カーパニ,ジョージー・パーカー,ヴィンス・コロシモ,レス・ヒル

監督：トニー・ティルス　2008年

BOSS的には・・・★☆☆☆☆

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