BOSS's Column

ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部を舞台に、一組の親子と男女の愛を描いた西部劇。673本目の映画投稿です。

1875年、ゴールド・ラッシュに沸くアメリカ西部の小さな町に、マット・コールダー(ロバート・ミッチャム)という男が、息子のマークを尋ねてやってきます。

マークは、酒場の歌手ケイ(マリリン・モンロー)の世話を受けていましたが、マットは彼を引きとり新しい農場で暮らし始めます。

ある日マットとマークは、近くを流れる河をいかだで下ってきたケイと許婚のハリー(ロリー・カルハウン)を助けます。いかさま賭博師のハリーは、ポーカー勝負で取り上げた金鉱の登記をするため、ケイと共にカウンシル・シティに向かうところでした。

マットから河を下るのは危険だと聞いたハリーは、ライフルと馬を奪いケイを残して町に向かいます。

その直後、インディアンの一群が農場を襲撃し、3人は着の身着のままいかだで激流に乗り出します。

ロバート・ミッチャムとマリリン・モンロー共演の西部劇。モンローが、それまでのちょっと頭の悪い金髪美人から脱却し、役者としての転機となった作品。

物語的には、マットが誰かを背中から射殺したいきさつも妻の死の理由も語られず、二人が恋に落ちるのも行きがかり上としか思えないという弱さを抱えつつ、3人の激流の旅が続きます。

当然、SFXのないこの時代、激流を流れるのはオモチャ。この辺は片目をつむって観ましょう。両目をつむると何も見えませんから・・・(^_^;)

西部劇と言っても、2大スターを見るための作品と割り切ってください。

出演：ロバート・ミッチャム,マリリン・モンロー,ロリー・カルホーン,トミー・レッティグ,マーヴィン・ヴァイ,ダグラス・スペンサー

監督：オットー・プレミンジャー　1954年

BOSS的には・・・★★☆☆☆

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