2012.05.14

Movies

The Karate Kid, Part 3 邦題:ベスト・キッド3/最後の挑戦

一人の少年が、日本人から指導された空手を通して成長してゆく様を描いた青春映画のシリーズ第3作目。679本目の映画投稿です。

アパート改築のため住む家を追われたミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)のために、ダニエル(ラルフ・マッチオ)は大学の学費をつぎ込んで盆栽の店を開きます。

Karate_Kid3.jpgその頃、二人に復讐を誓う「コブラ会」のオーナー、クリーズ(マーティン・コーヴ)は、ヴェトナム戦争の戦友で実業家のテリー・シルヴァー(トーマス・イアン・グリフィス)の協力を得て、ダニエルにカラテのトーナメントに出場させようと画策します。

勝つためのカラテは教えないと言うミヤギに対して、ガールフレンドのジェシカ(ロビン・ライヴリー)と共に危機に陥れられたダニエルは大会への出場を承諾し、身分を偽って彼に近付いてきたシルヴァーに教えを乞うようになります。

ストレートな展開で成功した第一作の後、舞台を沖縄に代えての第2作。趣を変えてヒロインも東洋風にすることで、それなりの成功を収めたシリーズは、対戦のテーマを第一作の「コブラ会」に設定して、新たな展開とした第3作。

正直、第一作だけでよかったね!の展開。まあ、よい子のための展開を狙った構成だから、ややこしい人生を歩んでるいい歳したおじさんが云々してはいけないのですよね。

早口でしゃべるまくる、おっちょこちょいのダニエルももういいかなと思いますし、お相手のヒロインも趣味じゃない。

おまけにカラテの何たるかの素材感にも乏しい本作は、★3つ、★2つと減ってきて、いよいよ★ひとつとなりました。

ああ、エンドロールまでが長かった・・・。

出演:ラルフ・マッチオ,ノリユキ・パット・モリタ,ロビン・ライヴリー,トーマス・イアン・グリフィス,マーティン・コーヴ,ショーン・キャナン

監督:ジョン・G・アヴィルドセン 1989年

BOSS的には・・・☆☆☆☆

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