2012.06.08
Sister Act 邦題:天使にラブソングを
殺人事件の目撃者として命を狙われ、修道院に囲われた黒人歌手が巻き起こす騒動を描いたコメディ。685本目の映画投稿です。
ネバダ州リノのクラブ「ムーンライト・ラウンジ」で働くクラブ歌手のデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、大物ギャングのボス、ヴィンス(ハーヴェイ・カイテル)の愛人でした。
ある日、彼が裏切り者を始末する現場を目撃し、命を狙われる羽目に。警察に保護された彼女は、裁判までの隠れ家としてダウンタウンにある聖キャサリン修道院に匿われることになります。
尼僧としての清貧な生活に辟易していましたが、ある日聖歌隊の指揮者に任命され、歌手としてのキャリアの本領を発揮してゆくデロリス。
聞くに堪えない状態だった聖歌隊は、彼女の指導のもと目を見張る上達をとげ、ゴスペル風のアレンジと共に町中の人気者となってゆきます。
大ヒットにより、ウーピー・ゴールドバーグが一躍有名になった作品。
個人的には彼女は苦手な俳優さんの一人なのですが、脚色脚本そして彼女のその演技により、物語の進展と共にどんどんと引き込まれてゆきます。
殺人とかを扱ってはいますが、基本的には軽いタッチのコメディですので、お子様を含め家族みんなで楽しめる作品。
キャスティングも含め、低予算で安直な仕掛け通りではありますが、エンディングではちょっとだけ感動もいたします。なかなか、いい映画です。邦題もいいですよね!
出演:ウーピー・ゴールドバーグ,マギー・スミス,ハーヴェイ・カイテル,キャシー・ナジミー,ウェンディー・マッケナメアリー・ウィックス
監督:エミール・アルドリーノ 1992年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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