2012.07.26
The Three Musketeers 邦題:三銃士
銃士に憧れてフランスの片田舎からパリにやってきた若者が、有名な三銃士と出会い国王の危機を救う物語。695本目の映画投稿です。
17世紀ブルボン朝のフランス。ガスコーニュの片田舎で生まれ育った田舎貴族のダルタニャン(クリス・オドネル)は、戦死した父の後を継いで国王の銃士になるべくパリにやってきます。
宮廷内では枢機卿リシュリュー(ティム・カリー)とロシュフォール伯爵(マイケル・ウィンコット)が、若き国王ルイ13世(ヒュー・オコナー)とアン王妃(ガブリエル・アンウォー)の失脚を企んで国王の銃士団を解散。自らが率いる護衛士による謀反を企てていました。
銃士団が解散したと知ったダルタニャンは、枢機卿に反目しお尋ね物となっている3人の有名な銃士、アトス(キーファー・サザーランド)、ポルトス(オリヴァー・プラット)、アラミス(チャーリー・シーン)と出会います。
追っ手の護衛士たちとの戦いで、彼は三銃士の仲間入りを果たし、国王のために戦うことになります。
時代は剣から銃による戦闘に移りつつあり、騎士団からマスケット銃を装備した乗馬歩兵の銃士の時代になっています。
ただ、映画では銃撃戦はほとんど無く、剣による格闘がほとんどです。あちこちで繰り広げられるこの剣さばきが、本作の見所の一つでもあるわけですが。
そして、ラグビーなどで有名なあの言葉、「一人は皆の為に、皆は一人の為に」(One for all,all for one.)は原作となったアレクサンドル・デュマ・ペールによる原作小説(1844年)が出展なのです。
ということではありますが、物語は皆さんもご存知の方も多いあの展開ですので、ひたすら主人公4人の活躍を楽しむ作品。
2時間に収めるためのあれこれ省略も、まあまあ合格点。アニメ的なありえない展開もスピード感でかなり薄められ、子供から大人まで楽しめる作品となっています。
出演:チャーリー・シーン,キーファー・サザーランド,クリス・オドネル,オリヴァー・プラット,レベッカ・デモーネイ,ガブリエル・アンウォー,ジュリー・デルピー,マイケル・ウィンコット,ティム・カリー
監督:スティーブン・ヘレク 1993年
原作:アレクサンドル・デュマ
BOSS的には・・・★★☆☆☆
もっとムービー・アーカイブスはこちら >>> 「ムービー・インデックス」