2012.08.08

Movies

Bedtime Stories 邦題:ベッドタイム・ストーリー

寝る前の子供たちに語って聞かせる物語が、そのまま現実に起こってしまうファンタジーラブコメ作品。698本目の映画投稿です。

父の経営するモーテルで小さいころから仕事の手伝いをしていたスキーター(アダム・サンドラー)は、父から経営権を買い取り巨大ホテルのオーナーとなったバリー・ノッティンガム(リチャード・グリフィス)のもとでメンテナンスの仕事に明け暮れる毎日。

bedtime_stories.jpg父マーティ・ブロンソン(ジョナサン・プライス)がモーテルを譲るとき、息子を支配人にという約束は果たされないままでした。

ある日、夫が家を出て行ってしまった姉のウェンディ(コートニー・コックス)から、姉の学校の教員ジル(ケリー・ラッセル)と交代しながら甥と姪の面倒を見るよう頼まれます。彼女が校長をしていた小学校が閉鎖となり、よその町に仕事を探しに行くためでした。

もともと二人の子供には受けの悪かったスキーターは、子供たちを寝かしつけるために父がそうしてくれたように架空の物語を語って聞かせます。

バリーは新たなホテル計画を発表し、その支配人におべっか使いのケンドル・ダンカン(ガイ・ピアース)を指名します。そして新しいホテルはウェンディの学校を壊して建てられる計画でした。

一方、スキーターが子供たちに語った物語が、翌日には現実のこととして彼の上に起こり始めます。

ウォルト・ディズニーの作品。ということで大人も子供も安心してごらんいただける作品。といっても決して子供向けというわけではなく、大の大人もしっかり楽しめます。

ラブコメというよりは、どうしてもコメディ色の強いアダム・サンドラー。キャラのピークは「50回目のファースト・キス」だとは思いますが、ディズニー的脚色で垢抜けして見れます。

Mi:IIIに出ていたケリー・ラッセル、彼女もあのころが美しさのピークでしたが、落ち着いたいい雰囲気。

基本的にはもちろんファンタジーなのですが、豊かな人生とはお金や名誉というよりは、ささやかなイマジネーションと目の前にいる人への思いやりなのだと、眠りに就く前の幸せなひと時に語り聞かせてくれる作品です。

出演:アダム・サンドラー,ケリー・ラッセル,ジョナサン・プライス,ガイ・ピアース,ラッセル・ブランド,リチャード・グリフィス,テリーサ・パーマー,ルーシー・ローレンス,コートニー・コックス

監督:アダム・シャンクマン 2008年

BOSS的には・・・★★★☆☆

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