2012.11.01

Movies

MAD MAX 邦題:マッド・マックス

妻子を襲われた警官が、一人暴走族に立ち向かうカーアクション映画。オーストラリア産です。712本目の映画投稿です。

近未来のとある街。暴走族で警官殺しの凶悪犯ナイトライダーは、追跡するパトカーを振り切って暴走を続けていました。

MadMax.jpgしかし、若い警官マックス・ロカタンスキー(メル・ギブソン)が仕掛けたチキンレースで恐怖心に捕らわれてしまったナイトライダーは、運転を誤って事故死してしまいます。

ナイトライダーの死を知った暴走族のリーダー、トーカッター(ヒュー・キース・バーン)は数十台の仲間を引き連れて復讐にやってきます。

彼らは手始めに通りがかりのカップルを襲撃し、現場に直行したマックスの僚友ジム・グース(スティーヴ・ビズレー)は一味の一人を捕まえますが、裁判所の命令は無罪放免。怒ったジムは暴力を振るい、その結果彼らに襲撃されて殺害されてしまいます。

マックスは僚友の死で警官としての希望をなくし、ボスに退職を申し出ますが慰留され、休暇をとって妻と幼い子供をつれて旅行に出かけます。

しかし旅先で一味と出会ってしまい、子供は殺され妻は瀕死の重傷を負わされます。

復讐を誓ったマックスは、警察から600馬力にチューンナップされた真黒の特殊追跡車「V8インターセプター」を盗み出し、彼らの後を追います。

超低予算のオーストラリア映画ですが、特に日本で大ヒット。興行収入が制作費のなんと30倍にもなり、一時期「制作費と興行収入の差が最も大きい映画」としてギネスブックに掲載されていたほどです。

主演は新人だったメル・ギブソン。彼の出世作になりました。予算のほとんどをインターセプターの改造に費やしたため、まともなエキストラが雇えず、暴走族のほとんどは本物を起用したため、撮影現場は結構緊張感が漂っていたとか。

今観れば、まことにチープなアクション作品ではありますが、チープな分ワイルドといいますか、ソリッドな感覚が伝わってきて、感情移入せずに物語りを楽しめると言う点では、確かに良く出来た作品で、続編が出来たり後のさまざまな作品に影響を与えた理由が良くわかります。

ちょっともやもやしてて、すっきりしたい時、そんな方にお勧め。メル・ギブソンのファン以外の女性にはちょっときついかも・・・そういう方には、「ナイト・ライダー」の方をお勧めいたします。

ところで音楽のブライアン・メイって、クイーンのブライアン・メイかしら???

出演:メル・ギブソン,ジョアン・サミュエル,スティーヴ・ビズレー,ヒュー・キース・バーン,ジョフ・パリー,ティム・バーンズ

監督:ジョージ・ミラー 1979年

出演者:     メル・ギブソン

音楽:ブライアン・メイ

BOSS的には・・・★★★☆☆

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