2012.12.20
Ocean's Thirteen 邦題:オーシャンズ13
ラスベガスを舞台に、犯罪ドリームチームが華麗に活躍する犯罪アクション。「オーシャンズ」シリーズ第3作。726本目の映画投稿です。
プロフェッショナルな犯罪チーム「オーシャンズ」のメンバーの一人で、リーダーのダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の恩人でもあるルーベン(エリオット・グールド)は、失意のあまり心筋梗塞で倒れ生死を彷徨うことになります。
世界中で超高級ホテルを経営するホテル王のウィリー・バンク(アル・パチーノ)と組み、ラスベガスで新たな巨大ホテルを立ち上げようとしていた矢先、バンクの裏切りによってホテルの経営権を失ってしまったのでした。
ルーベン危篤の知らせに、ラスベガスに駆けつけたラスティー(ブラッド・ピット)やライナス(マット・デイモン)たち「オーシャンズ」のメンバーは、バンクへの復習を誓います。
ダニーは建設中のホテルの現場を訪れ、ホテルの権利を返すようバンクに伝えますが、所有するすべてのホテルが最高の格付けを得ている彼にとって、オーッシャンの忠告などに耳を貸すことはありませんでした。
オーシャンズが狙いを定めた超高級ホテル「バンク」は、カジノが併設されており、そこでの売り上げがバンクの生命線でもありました。
そのカジノは、人工知能を持った最新のハイテク・セキュリティ「グレコ」で守られていましたが、彼らはいつも通りあの手この手の作戦を張り巡らし、グランド・オープンの日にターゲットを絞ります。
豪華キャストによるコメディタッチの犯罪アクション。今回は大御所アル・パチーノにアンディ・ガルシアまで登場します。
そしてシリーズも時代の流れでハイテク戦になりました。ただその分、さまざまな仕掛けが折り重なり過ぎ、1960年のあの第一作のヒューマンタッチといいますか、チームの連携のようなものは若干希薄となりました。
テンポ良く物語りは進みますので、観る者を飽きさせることはありませんが、少しわかりにくいし、名優たちを堪能するにはシーンが細切れになってしまいました。
少なくとも2001年の「11」もしくは前作「12」を見ていないとわかりにくいのもちょっと・・・。
まあただ、単に娯楽作品としてみれば、それなりの作品ではありますが、皆さんさすがに少しお歳を召したかな?。
出演:ジョージ・クルーニー,ブラッド・ピット,マット・デイモン,アンディ・ガルシア,ドン・チードル,バーニー・マック,エレン・バーキン,アル・パチーノ,ケイシー・アフレック,スコット・カーン,エディー・ジェミソン,シャオボー・クィン
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 2007年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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