2013.01.28
ホワイトバランス再考
先日の物撮りで失敗してしまったホワイトバランス選択。これまで意識したことの無かったホワイトバランスをマニュアルで設定すべく、設定用のニコン製「18%標準反射板(グレーカード)」なるものをAmazonで購入してみました。送料無料の税込807円。
たいそうな箱に入ってきたのは、一枚のちょっと厚めの灰色のボール紙。実はもっときれいなべた塗のグレーを想像していたのですが、結構まだら模様で昔の大学ノートの表紙みたいな感じです。そして、個人的に思っていたグレーよりずいぶん「赤い」気がする。ということは、私の視神経は赤い方向にかなりシフトしているのか?それとも老化すると誰しもそうなってしまうのか?(@_@)
いやいや、そういうことの検査のための今回の購入ではないので、気を取り直してカメラテストをしてみます。
まずは愛機CANONでこいつを撮影します。室内で照明は事務所の白色蛍光灯。で、カメラの設定でホワイトバランス調整用画像として読み込んでやります。
で、同じ画像をホワイトバランスをいろいろ変えて撮影してみました。
まずはこれまでずっとやってきた「オート」での撮影。決して悪くはありませんが、最後のマニュアル撮影と比べると微妙に実物より青が強くなっているのがわかります。(写真上)
今度は「白色蛍光灯」で撮影。こちらは明らかに全体に赤くなっています。(写真中)
最後はグレー紙で調整済みの「マニュアル」での撮影。やはりこれが最も実物に近い色合いになっていますし、「オート」とも異なることは一目瞭然。(写真下)
ああ、いくら高性能デジイチだとしても、「オート」なんてのは万能ではなくただの「妥協」なのですね。やはりその場その場でのホワイトバランス設定って大事なんですね!
って、プロのカメラマンの方には「今さらっ!」って笑われそうなお話ですが・・・(^_^;)
で、もしたとえば「真ん中が一番本物らしい!」と思った方は、お使いのモニターの色温度調整か、眼科検診をお勧めします。(^_^;)
次回の物撮りが楽しみです。