2013.03.31
THE RAINMAKER 邦題:レインメーカー
金満の弁護士ファームに挑む若き弁護士の活躍を描いた法廷ドラマ。ベストセラー作家ジョン・グリシャム原作の「原告側弁護人」の映画化作品。758本目の映画投稿です。
弁護士志望の青年ルーディ・ベイラー(マット・デイモン)は、大学を卒業したものの仕事が見つかりません。やっと見つけたのは、悪徳弁護士として名高いブルーザー・ストーン(ミッキー・ローク)の事務所でした。
相棒となったデック(ダニー・デヴィート)からは、強引なやり口の弁護士家業の実態を教えられます。
彼の初仕事は、白血病で苦しむ青年ダニー・レイ(ジョニー・ウィットワース)に対して支払いを拒否している悪徳保険会社グレート・ベネフィット社を訴えることでした。
裁判に向けての準備と司法試験の勉強にいそしむルーディ。そんな矢先、ボスのブルーザーはFBIの捜査から逃れるためにどこかに雲隠れしてしまいます。
ディックから持ちかけられ、二人は独立して小さな事務所を持ちますが、収入も蓄えもありません。同じ頃、病院で見かけた夫から受けた暴力で怪我をして入院しているケリー(クレア・デインズ)と出会い、二人は恋に落ちます。
いわゆる「法廷物」です。主演がマット・デイモン、原作はジョン・グレシャム、監督がコッポラと聞けば、それだけでとんでもない期待をしてしまいますが、結論から言えばまあよくできたその手の映画でした。
法廷闘争は2転3転し、どこに落ち着いてゆくのか先が見えない中での展開は原作どおりなのでしょうが、会話とか細かい展開は、ペリー・メイスンなどを読破した私にとっては、ちょっとドタバタな吉本新喜劇的展開。
ケリーとの出会いもちょっとわざとらしいし、事件に巻き込まれるきっかけも無理無理な感あり。
それでもカメラワークとかカットとか、映像の魔術はやはり少なからず感じ、さすがコッポラだなと思わせます。
悲劇のヒロイン役のクレア・デインズ、地味ですが演技派女優として有名で、ゴールデングローブ賞も受賞しています。
ちなみにタイトルの「レインメーカー」というのは、大金を雨のごとく降らせる悪徳弁護士のこと。
本格法廷物ファンの方には、ちょっと物足りないかもです。
出演:マット・デイモン,クレア・デインズ,ジョン・ヴォイト,ダニー・グローヴァー,ダニー・デヴィート,メアリー・ケイ・プレイス,ミッキー・ローク,ロイ・シャイダー
監督:フランシス・フォード・コッポラ 1997年
脚本:フランシス・フォード・コッポラ
原作:ジョン・グリシャム
音楽:エルマー・バーンスタイン
BOSS的には・・・★★★☆☆
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