2013.11.29
CHICAGO 邦題:シカゴ
殺人を犯した女性と敏腕弁護士の法廷での戦いを描いたブロードウェイの名作ミュージカルの映画化作品。804本目の映画投稿です。
1920年代のシカゴ。ボードビルのスターを夢見るロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)は、人妻でありながら、自分をショーに売り込んでくれるという家具屋のケイスリー(ドミニク・ウェスト)と浮気していました。
ある夜、彼の言葉が嘘だとわかり、逆上したロキシーは彼を撃ち殺してしまい、警察に逮捕されます。
一方、彼女が憧れている歌姫のヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)は、浮気していた夫と妹を殺して逮捕さfれていました。が、彼女は女看守長ママ・モートン(クイーン・ラティファ)を買収して敏腕弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇い、夫と妹に裏切られた自分を演出することで、スタートしてのステイタスをさらに上げていました。
彼女を真似ようと、ロキシーはお人好しの夫エイモス(ジョン・C・ライリー)を使ってビリーを雇います。かくしてロキシーはマスコミによりシカゴ中の同情を買い、シカゴ史上最もキュートな殺人犯として獄中から一世を風靡します。
しかしそれもつかの間、社交界の花形令嬢キティー(ルーシー・リュー)が殺人事件を起こすと、マスコミの関心はそっちに移ってしまいます。
ロキシーは巻き返しを図り、ビリーと共に無罪判決をかけて法廷に立ちます。
浮気相手を拳銃で撃ち殺しながら、無罪となって夢のステージに立つという、とんでもないシンデレラストーリーです。まあ、我が国だと歌舞伎の有名な演目のようなものですから、深い意味はありません。
ショービジネスを面白おかしく、歌い踊って見せてくれるミュージカルです。
主人公のレニー・ゼルウィガー。本作の1年前の「ブリジット・ジョーンズの日記」では、アカデミー主演女優賞にノミネートされましたが、正直個人的には彼女の頭悪そうな声や演技、顔立ちも好きではありません。
むしろ、共演のキャサリン・ゼタ=ジョーンズの方が好み。でも、かの国では、モンローのような顔立ちと輝くブロンドは、特に男性には受けがいいのでしょうねぇ
まあそういうお話ですし、いわゆる法廷物と言われるようなあっと驚く種も仕掛けもありません。
ただただ、「へえー、リチャード・ギアって、歌うまいんだ!」とか、そういうレベルで歌と踊りを楽しむ作品です。
出演:レニー・ゼルウィガー,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ,リチャード・ギア,クイーン・ラティファ,ジョン・C・ライリー,ルーシー・リュー
監督:ロブ・マーシャル 、 ロブ・マーシャル 2002年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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