2014.01.27
Meet the Parents 邦題:ミート・ザ・ペアレンツ
気難しい恋人の父親に苦戦奮闘する若者を描いたコメディ。816本目の映画投稿です。
シカゴの病院で働く看護士のグレッグ(ベン・スティラー)は、小学校の教師をしているパム(テリー・ポロ)との結婚を許してもらうため、彼女の父ジャック(ロバート・デ・ニーロ)と母ディーナ(ブライス・ダナー)が住むロング・アイランドの高級住宅地へと向います。
何とかジャックに気に入られようと努力するグレッグでしたが、いきなり猫嫌いの彼に対して猫好きのジャック。グレッグのラストネームも気に入らず、グレッグはいきなりめげそうになります。
書斎の奥に秘密の隠し部屋を見つけたグレッグは、そこで旧式の嘘発見器を見つけますが、実はジャックは元CIAの尋問のプロで、グレッグは質問攻めにされます。
パムの妹の挙式が近いと言うことで、翌日皆で貸衣装屋に出かけますが、そこでジャックはグレッグの上着からマリファナのパイプを見つけ、彼の麻薬疑惑を深めます。実はそれは、パムの弟のものでした。
古今東西を問わず、求婚する男にとって彼女の父親と言うのは、万里の長城のような難攻不落のものです。相手が気難しい場合など、もう結婚どころじゃなくなり、意気消沈諦めるか、駆け落ちするかしかありません。
本作はそんな顛末を描いたコメディですが、主人公のベン・スティラーが2流コメディアンなのに対して、父親役がロバート・デ・ニーロというアンバランス。それが災いして、どうも父親の言動がジョークに見えず。
それは二人ともがかなり高学歴というのがベースにあって、トラブルはすべて起こってしまったものと言うプロットのせいかも知れません。
この手のキャスティングではすぐに、アダム・サンドラーが浮かんできますが、そうなると今度は父親役が難しいのでしょうか?
それでも本作はなかなかの興行成績を収め、続編まで続きます。
個人的には、デ・ニーロが出ているだけのB級コメディでしかありませんでしたが・・・
ヒロインのテリー・ポロも、正直私の好みじゃなくて、そうなると主人公にも感情移入できないし・・・
えっ?トップ・クレジットは、デ・ニーロ?ますます、痛い映画です。
あくまでも個人的な評価として・・・
出演:ロバート・デ・ニーロ,ベン・スティラー,テリー・ポロ,ブライス・ダナー,ジェームズ・レブホーン,ジョン・エイブラハムズ
監督 ジェイ・ローチ 2000年
BOSS的には・・・★★☆☆☆
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