2015.04.30
Get Smart 邦題:ゲット スマート
1960年代のヒットTVドラマ「それ行けスマート」の映画化作品。新人スパイの活躍を描いたアクション・コメディ。876本目の映画投降です。
米国のスパイ組織「コントロール」で分析官を勤めるマックスウェル・スマート(スティーブ・カレル)は、まったくメジャーではないけれど世界征服を企てる犯罪シンジゲート「カオス」の情報分析に追われていました。
8度目のエージェント昇格試験の結果発表の日、スマートはチーフ(アラン・アーキン)から不合格を言い渡されますが、何者かにコントロール本部が襲撃され、スーパースター・エージェント23(ドウェイン・ジョンソン)をはじめ、所属するエージェント全員の身元が組織の知るところとなってしまいます。
そのため、スマートは急遽エージェント昇格が決まり、美容整形で新しい顔を手に入れたばかり、唯一正体を知られていないゴージャスボディの美女、エージェント99(アン・ハサウェイ)とコンビを組むことになります。
出来損ないのスパイグッズと天然のユーモアを持つ彼は、エージェント99と共に、カオスのボス、シーグフリード(テレンス・スタンプ)に挑んでゆきます。
もともとは得意なキャラクターで構成する1時間番組がベースですから、ドタバタな進行と共に超スーパーマンな活躍とが入り混じっていて、新鮮といえば新鮮ですが、ちょっと節操がなくもありません。
そういう訳で、ただの「おばかなスパイ」ではないので、逆に感情移入しにくいし、気軽に客観視というわけにもいきません。
見所はなんといっても美人アカデミー女優アン・ハサウェイでしょう。お色気カットは少なく、少々物足りませんが・・・。
主人公のスティーヴ・カレル、基本的にはコメディアンですが、どこかで見たことあると思ったら、「リトル・ミス・サンシャイン」に出てましたね。
監督のピーター・シーガルは、「50回目のファースト・キス」のピーター・シーガル。かの作品ほど素敵なコメディとはまいりませんでした。
ということで、リメイクのスパイ・コメディ以上でも以下でもない、そういう作品ですが、何も考えたくない時に気楽に笑える作品です。
出演:スティーヴ・カレル,アン・ハサウェイ,ドゥエイン・ジョンソン,アラン・アーキン,テレンス・スタンプ,ジェームズ・カーン
監督:ピーター・シーガル 2008年
BOSS的には・・・★★☆☆☆
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