BOSS's Column

スティーブン・セガール主演の「沈黙」シリーズ。元海兵隊員が、仲間と共に謎の洗脳計画に立ち向かうアクション作品です。872本目の映画投降です。

南米ウルグアイで、アメリカ大使がシークレットサービスに銃殺されます。CIAの緊急会議が開かれ、陰謀の首謀者アドリアン・レイダー（ニック・ブリンブル）殺害のためアメリカ陸軍特殊部隊が派遣されることになります。

しかし部隊は潜入後すぐに、武装集団の待ち伏せに会い壊滅状態に。生き残った隊員は捕らえられ、レイダーの人体実験に供せられます。

作戦失敗を受けて政府は、収監されていた元海兵隊のエリート隊員クリス・コーディー（スティーヴン・セガール）に、レイダー殺害と捕虜の奪還を命じます。

仲間と共にウルグアイに向かい、巨大ダムに隠された組織の秘密基地に潜入しますが、すでにレイダーの姿はなく、彼に裏切られた兵隊たちの死体が転がっていました。

基地に残されていた仲間たちを救出したコーディーらは、潜水艦を強奪し基地を後にします。しかし出航直後に、突然救出した捕虜たちがコーディーたちに襲いかかります。彼らはレイダーに洗脳され、自らの意思に反して彼の操り人形と化していたのでした。

もう何作観たことでしょうね！「沈黙シリーズ」。でもこのシリーズ、実は勝手につけられた邦題で、実際の「沈黙シリーズ」は「沈黙の戦艦」とその続編「暴走特急」だけだというのは有名なお話。それだけ、セガールの数多い作品がワンパターンだと言う事でしょうね。

34作もある（邦題）「沈黙シリーズ」ですが、凝りもしない内容でありながら、ついつい見てしまう「安定のB級」というのも、ある意味素晴らしいかもしれません。

ということで、内容的には語れることはあまり多くなく、地球平和も明日のことも忘れて、単にボーっと見るには、なかなかそれなりに意味のある作品であります。

出演：スティーヴン・セガール,ヴィニー・ジョーンズ,ゲイリー・ダニエルズ,ウィリアム・ホープ,ニック・ブリンブル,Ｐ．Ｈ．モリアーティ,ロス・マッコール

監督     アンソニー・ヒコックス　2005年

BOSS的には・・・★★☆☆☆

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