2016.01.24
Attack Force 邦題:沈黙の激突
スティーブン・セガール主演のバトル・アクション。906本目の映画投稿です。
ミッションを受けてパリを訪れた司令官のローソン(スティーヴン・セガール)は、新人隊員3名を何者かによって殺害されてしまいます。
彼の恋人で、軍の化学兵器研究施設に勤めるティア(リサ・ラヴブランド)が責任者を務める新薬CTXの中毒症状が人のDNAを変異させ、常人の何倍もの身体能力を持ち無差別殺人を起こすことを突き止めたローソンは、部下と共に姿をくらました彼女の共同開発者を追います。
「沈黙」という邦題タイトルのついた2015年までのセガールの主演作品全35作のうちの2006年13作目のアクション映画。もはやシリーズではなく、国内配給会社担当者の職務怠慢ともいえる作品群ですが、不思議と安定して観ることのできるB級作品です。
今回は、アメリカ軍がなぜかパリにある施設で極秘に開発している兵士向けの新薬の中毒症状でただの殺人鬼と化した超人的身体能力を持つ犯人たちとの闘い。もちろん格闘技あり。
プロットもチープなら、死体のおなかが呼吸で動いてるとか、撮影編集もチープでB級の匂いがプンプンしてます。
そんなフィクションらしさに笑みさえこぼれるのですが、登場人物たちは真剣そのもの。見せ場の格闘技も、超人的さを出すために今回はリアリティが皆無という、彼の作品にしてはめずらしい汗の匂いのしない作品となりました。
彼のファンの方にだけ、お勧めしておきます。
出演」スティーヴン・セガール,リサ・ラヴブランド,デヴィッド・ケネディ,アダム・クローズデール
監督:ミヒャエル・ケウシュ 2006年
脚本:スティーヴン・セガール 、 ジョー・ハルピン
原案:ジョー・ハルピン
製作:スティーヴン・セガール
BOSS的には・・・★☆☆☆☆
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