2016.12.06
Iron Man 2 邦題:アイアンマン2
自ら開発したハワードスーツを身にまとい、正義のために戦う男の姿を描いた大ヒットSFアクション作品の続編。927本目の映画投稿です。
自らがアイアンマンであると公表したトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)。しかし政府から一方的な紛争への介入を問題視され、軍の兵器としてアーマーを徴用したい思惑も絡んで、公聴会で引き渡しを求められます。
一方、彼の体はアーマーの動力源であり、彼の生命維持装置でもあるアーク・リアクターの動力源「パラジウム」が放出する毒素に蝕まれていました。自らの命の限界を感じたトニーは、スターク・インダストリーズ社の社長の座を秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)に譲ります。
その頃、かつてアメリカに亡命し、トニーの父ハワード・スタークの共同開発者でもあったロシアの物理学者アントン・ヴァンコが他界します。アントンはスパイ容疑で逮捕され強制送還されて困窮した生活を余儀なくされていました。
アントンの息子イワン(ミッキー・ローク)はそのことでスターク一族を逆恨みし、父が残した設計図から小型で強力なアーク・リアクターを開発し、それを動力源とした兵器「エレクトリカル・デス・ウィップ」を作り上げます。そしてアイアンマンとの戦いに臨むべく、モナコへと向かいます。
大ヒットとなった前作「アイアンマン」の続編。今回は父同士の遺恨を持つ悪役ヴィランを登場させての対決モードが主たるプロットとなります。
その悪役には、やっぱりあなた?のミッキー・ローク。このままだとコメディタッチが薄れると思ったのか、スカーレット・ヨハンソンまで登場させ、グラマラスな新秘書が花を添えます。
で、彼女は実は「シールド」という組織の一員で、親分は眼帯をしたサミュエル・L・ジャクソン。完全にマトリクスとダブってしまうけど、この「シールド」って組織は何?という説明もないままに、あっという間にエンディングを迎え、拍手喝采で幕を閉じます。
一方、パワードスーツの方も改良を加えて前作のマーク1~3から、4~6となりさらに戦闘力を高めているのはマニアの方向けのサービス。
それにしても、ヨハンソンの侵入シーンって、どっかで観たことあるよなぁ~
普通の人が着装するだけでスーパーヒーローになることが出来るパワードスーツの発想と、SFXを駆使したスピード感あふれる映像は、フツーの人だけでなくメカマニアの方も納得させられる娯楽大作となり、主役のロバート・ダウニー・Jr.を下積みから救い出しました。
今日も、出来レースの戦いに奮闘しています。
出演:ロバート・ダウニー・Jr.,グウィネス・パルトロウ,スカーレット・ヨハンソン,ミッキー・ローク,ドン・チードル,サミュエル・L・ジャクソン
監督:ジョン・ファヴロー 2010年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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