2016.12.23
Speed 邦題:スピード
停止すると爆発する爆弾を抱え疾走するバスの乗客を救うべく奮闘するSWAT隊員の活躍を描いたノンストップ・アクション作品。929本目の映画投稿です。
ロスアンゼルスの高層ビルのエレベーターが爆発し、十数名が宙吊り状態で閉じ込められます。要求に応じなければエレベーターを落下させるという脅迫電話が警察にかかります。
出動したロス警察SWAT隊のジャック(キアヌ・リーヴス)とパートナーのハリー(ジェフ・ダニエルズ)は、無事に全員を救出。ビルに潜んでいた犯人のハワード(デニス・ホッパー)と対峙しますが、惜しくも逃げられてしまいます。
数日後、ハワードは電話でジャックに「先日の仕返しに市バスに爆弾を仕掛けた。時速80キロ以下に落とすと自動的に爆発する。」と告げ、身代金を要求してきます。15人の乗客を乗せて走るバスに飛び乗ったジャック。重傷を負った運転手に代わり、アニー(サンドラ・ブロック)という若い女性がハンドルを握ったバスは、ロス市警の見守る中、ハイウェイを走り続けます。
キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックの出世作。というか、私なんぞは公開当時サンドラ・ブロックにくぎ付けで物語は全く覚えていませんでした。
「Girl Next Door」と呼ばれるようになったサンドラ。この後はどんどんメジャーになるとともに、ゲルマンっぽいエロさよりも硬さ(?)が目につくようになった女優さんですが、本作ではひたすら大きなハンドルのバスを運転するばかり。なんですが、拘束された美女的にも見えて、爽やかなエロさがおじさんにはたまらない。
作品の半分近くは疾走するバスの中という、なかなか変化のない展開なんですが、ういういしい二人の演技がバスの疾走感に寄与しています。一方で犯人役に抜擢されたデニス・ホッパーが軽すぎず重すぎず、なかなかいいキャスティングでした。もちろんSFX使ってます。
制作スタッフは別にして、恐らくはB級扱いだった配給側も驚くヒットは、続編へと続くことになります。
出演:キアヌ・リーヴス,デニス・ホッパー,サンドラ・ブロック,ジョー・モートン
監督:ヤン・デ・ボン 1994年
BOSS的には・・・★★★☆☆
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